支部症例検討会

今日は支部の症例検討会が行われました。
学会スタイルの発表ではなく、グループワークによる症例検討を行いました。

もともと学術発表の機会を増やす(新人教育プログラム単位取得)目的で始まった学会スタイルで行う勉強会でした。
しかし、毎年参加者も少なく、「発表者が単位を取得するためだけの会になってしまっていないか?」と疑問の声が挙がり、新たな試みをしてみました。

症例は、60歳代男性。頚髄症による右上下肢マヒと脳梗塞による左上下肢マヒを合併した患者様。
簡単な基本情報と現状の基本動作を動画で紹介し、6人ずつの2グループに別れて30分間ディスカッションした後、症例報告のプレゼンをしてもらいました。

ディスカッションを始める前に、グループ内でそれぞれのニックネームを決め、所属施設や経験年数に関係なく意見交換ができるように配慮しました。初めはお互いに遠慮しあってる感じもありましたが、誰かがリーダーシップを取り始めるとすぐに、活発な意見交換が行われました。
私は、グループの外で見学させてもらいましたが、様々な視点から捉えた意見が出され、非常に興味深く感じました。

症例報告の時間は5分間。
相手グループの前で代表者を中心に、グループで出た意見を発表してもらいました。
「より詳細な情報収集と患者のニードから、本人の担える役割を獲得していきたい」と発表したBグループ。
「機能的な部分へのアプローチを通して基本動作を獲得し、ADL能力を高めて自宅生活を自立させたい」と発表したAグループ。

私たちが、理学療法士としてどの様に患者と接し、どれだけのアプローチが出来るのか、を私なりにも改めて考える機会となりました。

今日参加して頂いた1年目から十数年目までの理学療法士の方達にも同じように感じてもらえていたら、とりあえず今日の症例検討会は有意義だったのではないでしょうか?
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