肩インピンジメント症候群 -第2肩関節と肩腱板(rotator cuff)-

今回は、投球障害の一つである肩インピンジメント症候群について紹介します。
病態を説明する前に、第2肩関節と肩腱板(rotator cuff)について説明します。

第2肩関節とは?
 
 ・肩甲骨の肩峰と烏口突起、それらを結ぶ烏口肩峰靱帯で構成される烏口肩峰アーチと呼ばれる部分と、上腕骨骨頭の腱板と呼ばれる球状体の部分で形成される機能的な関節で、1974年に信原によって提唱された。

肩腱板(rotator cuff)とは?

 ・上腕骨頭を包み込むように前方から後方にかけて腱が板状に連続し、袖口(cuff)のように上腕骨に停止する部分
 ・前方から、肩甲下筋、棘上筋、棘下筋、小円筋の順に停止している。
    
    肩甲下筋:肩甲骨体部の前面(肩甲下窩)から起始し、上腕骨小結節に停止。
         収縮すると肩関節を内旋させる。
    棘上筋:棘上窩から起始し、大結節上方に停止。
        上腕骨頭を関節窩に引き寄せ、肩関節を外転させる。
    棘下筋:棘下窩から起始し、大結節上後方に停止。
        肩関節の外旋に作用する。
    小円筋:肩甲骨外側縁から起始し、大結節後方に停止。
        棘下筋と同様、肩関節の外旋に作用する。

 ・腱板は正常、7mmから11mmの暑さがある。
 ・主な作用は、上腕骨頭を関節窩に引き寄せることで、肩の安定性に大きな役割を果たす。
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